【独身目線】東京から地方都市(田舎)へ メリットとデメリット

ライフスタイル

私は4年間都内に住んだ後、転職を機に地方都市(一応地方都市と言われていますが、まぁ田舎です)へと引っ越しをしました。

私は6年間、都内の大学・大学院に通い、4年間社会人として都内に住んでいました。

都内や周辺の都市圏から地方へ異動、転職を予定されている方にとっては、都心を離れる不安があるのではないでしょうか?私も東京大好きだったので、不安でいっぱいで、引っ越しをするか大変悩みました。

独身目線で、地方へ引っ越すことの良かったこと、悪かったことをまとめましたので、地方移住を検討されている独身の方に参考にしていただければ幸いです。

メリット

同じ家賃で家が広くなる

私は都内に住んでいた当時は家賃8万、6畳25平米の築浅RCマンションに住んでいましたが、地方都市移住時は同じく家賃8万で1LDK, 50平米で築浅RCのマンションに住むことができました。当然場所にもよりますが、東京に比べ同じ金額でかなり広い場所に住むことが可能です。

一部の趣味が捗る

広い家が借りやすかったり、車が必須という環境により、一部の趣味においてはメリットがあります。私にとっては以下の2点がメリットでした。

地方の方が捗る趣味

・国際交流(Couchsurfing)

・ゴルフ、写真など車があると便利な趣味

Couchsurfingという外国人と交流するSNSがあるのですが、そのSNSを通じて外国の方を家に泊める経験ができました。都内では1K6畳の家でしたので、とても人を泊められる広さではありませんでした。海外の方を泊められるような家に住めたのは、安い家賃で広い物件を借りることができたためです。

車で30分程度の移動で多数のゴルフ場があり、1日8000円程度でプレイすることが可能ですので、ゴルフを気軽にやることが可能です。私は試しにゴルフを始め、何度かプレイした結果、結局ハマることはありませんでしたが、ゴルフ好きには良いと思います。

また、車で1時間以内の場所に世界遺産となっている景観の良い場所があります。重い一眼レフカメラも車に積んで気軽に撮影に行くことができるので写真撮影など、車があると便利な趣味をお持ちの方にとっては魅力があると思います。スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツができる場所も近く、片道30分から1時間以内で気軽に行ける場所にあります。

満員電車に乗る必要が無くなる

私の住んでいる地域では、電車は基本的に使用することが無く、車が生活の足となっています。会社への通勤も95%の方が車をしており、通勤時のストレスはなくなりました。

職場の飲み会が少ない

これは会社の場所や部署、人にもよるところが大きいと思いますが、車通勤が主な会社であれば、都内の会社に比べ飲み会は減ると思います。都内の会社に勤めていた頃は隔週ペースで突然の飲み会がありましたが、車通勤の会社のため、居酒屋に寄ることが難しく、このような突然の飲み会が無くなりました。私は会社の飲み会が嫌いなのと、会社の人とあまりかかわりたくなかったので、これは嬉しかったです。現在はコロナ禍で、そもそも飲み会が無いと思いますが。

カフェが空いている

都内に住んでいていた頃はカフェで勉強をよくしていました。都内のカフェは混んでいることが多いので、不人気店を探すのが大変でしたが、地方都市ではどのカフェも大抵すいていますので、席を探すことが無くなりました。長居もしやすい印象です。上述したように家の広さも増す傾向にあるので、カフェで過ごすことが好きな方にはメリットになると思います。(魅力的なカフェは少ないです。)

デメリット

個人的には残念ながらデメリットの方が大きかったです。

デメリットは以下の通りです。

車が必須

私の住んでいる地方都市では車必須で、一家に一台でなく、一人一台が基本です。

駐車場代(駅から遠ければ、駐車場無料の物件も多いです)、車両費用やガソリン代を除いても、普通車の場合、車検費用や保険費用等の維持費で月々換算で2万円程度かかるため、家賃が低いメリットが相殺されます。車好きの方にはメリットになるかもしれませんが。

外食の楽しみが低減する

美味しいお店が非常に少ないです。ファミリーを重視した作りになっているお店が多く、居心地や子供受けするメニューなどを置く店が多いです。独身には悲しい面があります。一例を挙げるとラーメン店です。

私はラーメンが好きで、都内に住んでいたころは有名店のラーメンをよく食べていました。都内のラーメン店は味にこだわっており、カウンター席のみで、ラーメン好きの大人が黙々と食べ、食べたらすぐ退店という店が多いと思います。独身には良いシステムです。

一方、地方都市ではカウンターのみならず、テーブル席や座敷のある店が多く、ゆったりした雰囲気です。子供向けのメニューを置いてある店も多く、こういったお店は味を追求しておらず、非常に凡庸な味となることは容易に想像がつくと思います。他の外食にも同じことが言え、チェーン店を選択することが無難となる場合が多々ありますので、外食好きには物足りないと思います。私は自炊が増えました。

質の高い単身向けの賃貸が少ない

家賃が安いメリットと相反するようですが、単身向けの良い物件が少ないように感じます。具体的には以下の3点です。

地方の単身向け賃貸のデメリット

・単身向け賃貸マンションが少ない

・宅配ボックスがついている住宅が少ない

・24hゴミ出し可の物件が少ない

・単身向け賃貸マンションが少ない

私は防音性を重視し、RC(鉄筋コンクリート)のマンションを好みますが、30平米以下の広さのRCのマンションは非常に少ないです。あっても1LDKなどの広い物件の選択肢が多く、RC向けに拘ると結果的に家賃も高止まりすることになります。

・宅配ボックスがついている住宅が少ない

最近は追加でつける物件も少しずつ増えてきましたが、高い家賃の物件でも依然として少ないです。

・24hゴミ出し可の物件が少ない

都内で住んでいた物件は24hゴミ出し可能なゴミ捨て場がありましたが、地方都市のマンションでは、高い物件でもこのような設備はほぼついていません。必ずゴミ出しの曜日の朝に出すことが求められます。入居者の利便性を考慮されていない場合が多いです。

安い木造や鉄骨造のアパートで良く、利便性を求めない方には上記は問題にならないと思います。

良い歯科医院が少ない

私は一部の歯にトラブルを抱えており、矯正や象牙移植、インプラント等の治療を検討しています。

ネットで市内、県内の歯科医師の専門医や学歴を調べると、都内と比べ圧倒的に劣ると感じます。都内の歯科医院では優秀な学位や専門医をとっている医師がたくさん見つかりますが、地方都市では一握りです。私自身は歯科の素人ですので、私の判断は極めて恣意的ですが、優秀な方が東京に集まるのは自明ですので、一定の傾向としては正しいと思います。

土日に会社の人と会う

私の会社はほとんどの人が車通勤で、ほとんどの人が会社から半径10km以内の場所に住んでいます。私は会社から10kmほど離れた場所に住んでいますが、多くの同僚も同じ市に住んでいることが多く、近所のショッピングセンター等で会うことがあります。端的に言って最悪です。

人間関係的にも会社内の同期などで親しい友人関係を作っている人が多く、会社の人とできるだけかかわりたくない人には、精神的負担が大きいかと思います。

マッチングアプリが役に立たない、同僚に見つかる

東京でマッチングアプリを使用していた頃はユーザーが無限にいるように感じますが、地方都市の場合、人口密度が圧倒的に低いため、「近くにユーザーがいません」という表示が出ます。また、ユーザーが有限であり、会社の同僚も近くに住んでいることが多いため、同僚に見つけられるリスクがあります。私は見つかる前にやめましたが、同僚に見つかっている人がいました。私はマッチングアプリの使用をやめました。

虫が多い

冬でもどこからかテントウ虫や小さなクモが家に侵入してきます。私はマンションの9階に住んでいましたが、冬場も室内でもテントウ虫は良く見ました。(エアコンのドレインホースから侵入しているようで、ホースをネットでふさぐことにより、低減しました)

住む地域によると思いますが、虫の多さで辟易とすることが多いです。個人的には1階に住むことや、洗濯物の外干しは考えられません

虫コナーズは効果がありませんでした。

習い事や自己啓発の選択肢が狭まる

特定のジムに行きたい、評判の良い特定の英会話スクールに行きたい等の思いがあっても、都内しか展開されていない場合があり、選択肢が狭まる場合があります。最近はオンライン上のサービスが充実していますので、代替できる場合は問題ありませんが、スクールへ通うことや、セミナーの参加、土日に大学へ通うことを考えている方にとっては、選択肢が減る場合があります。

私は特定の英会話スクールに興味があったのですが、都内にしか無いため、受講を諦めました。

意外に変化しなかったこと

以下を期待、心配していましたが、意外にも変化はありませんでした。

年間の生活費

家賃が下がるので生活費は安くなるかと思っていましたが、車の維持費や車両購入費など、都心よりも生活費が高くなる要素があり、結果的に生活費はほとんど変わりませんでした。

他にも会社によってピンキリではありますが、傾向としてプロパンガスの料金が高いです。(都市ガスの賃貸物件が非常に少ないです。最初に契約したプロパンガス会社の料金は基本料金:1950円、従量料金700円でした。冬はシャワーのみでも1万円近い料金になりました。プロパンガスの料金は事前に確認されることをお勧めします。)高いプロパンガスの料金の賃貸物件を契約してしまった場合は、ジムのお風呂を使うようにした方が安く済む場合があります。(特に冬季)

友人と会う頻度

近しい友人はすでに家庭を築いている人が多いことから、そもそも頻繁に会うことが無く、3か月から半年に1度程度でした。この頻度は地方都市へ引っ越した後も、それほど変化はありませんでした。会う際は都内に宿泊する形が多いので不便は多少ありますが、頻繁でないため、それほど気になりませんでした。20代前半や半ばの方にとってはまた違うかもしれません。

平日の過ごし方

飲み会を除けば、平日は会社の往復と寝るくらいなので、平日の生活満足度はあまり変わりませんでした。多少の残業がある社会人にとっては、平日の生活はそれほど変化が無いと思います。

全体的な所感

人生において自分の好きな東京を離れることができたのは、経験としては良かったと思います。地方都市だからこそできた経験がたくさんあります。

しかし、全体的な生活の満足度から言えば間違いなく下がりました。良い条件の仕事と生活満足度を天秤にかけ、仕事を選び、地方都市へ移りましたが、東京に残っても良かったかなと思うことも多いです。東京の方が仕事の選択肢も多いですし。

地方への移住をお勧めできる方は外食に興味がなく、不便さを受け入れ、車があると便利な趣味を持っている方だと思います。

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