ツール不要!OBD2から車のDTC(故障コード)を見る方法

クルマ・技術

「ディーラーの人が見ている車両の故障情報を見てみたい」

「故障診断機を使いたいけど、高くて買えない」

そのように考えている方も多いのではないでしょうか?

本記事では特別なツールを使わずに故障情報を見る方法を紹介します。

この記事を読むとあなたのクルマの故障情報を見る方法が分かります。

結論としては「OBDの特定の端子をショートさせ状態で、エンジンかけること」です。

具体的な方法を紹介します。

OBDとは

OBDとはOn Board Diagnosticsの略で、故障診断を行うための診断機能を表しています。

1988年にカリフォルニア大気資源局によりOBD1が導入され、第二弾として1994年にOBD2が導入されています。

独身のワイ
独身のワイ

OBD2は「壊れていないクルマは問題ないが、故障が発生した場合に有害な排気ガスが増加するのは良くない」という考え方で制定されました。

OBD2では排気ガスに関連するシステムをモニタリングできることができます。

DTC(故障コード)とは

故障コードはDTC(Diagnotic trouble code)と呼ばれ、1文字のアルファベットと、4桁の数字で表されます。

アルファベットは以下を表します。

B: Body ボデー電装系

C: Chassis シャーシ

P:Power Train パワートレイン

U:ネットワーク

具体的な内容は後程ご説明します。

DTC(故障コード)を見る方法

DTCを見る方法は、「OBDのカプラの特定の端子をショート(短絡)させ、エンジンをかけること」です。

ショートさせる端子はメーカーによって異なり、主要メーカーにおいてショートさせる端子位置は以下の通りです。

トヨタ:4と13

日産:1と8

ホンダ:4と9

私はホンダ車に乗っていますので、4と9の端子をショートさせる形となります。

実際に自分のクルマでやってみた

私はHONDA VEZEL (ヴェゼル)に乗っておりますので、以下実践をしていきます。

OBDカプラの位置

私の乗っているHONDA VEZEL(ヴェゼル)の場合、以下の矢印の先にOBDカプラがあります。

端子位置

ホンダ車であれば、既に述べた通り、4と9を短絡させるので、以下の赤枠の端子を短絡させます。

使用したカプラ

私は以下のようなカプラを用いて短絡させています。

上記の写真の赤枠位置に対応する位置となるため、オス側の端子は以下の黄色枠の位置となります。

以下のようにワニ口を用いてショートさせます。

私は安全のために、上記のようなカプラを使ってショートさせていますが、直接クルマのDTCカプラに端子を刺してショートさせることも可能です。(行う際は意図しない場所とショートさせないようにご注意ください)

故障コードの表示

改めて故障コードを表示する方法を実践します。

「エンジンをオフした状態で、4と9の端子をショートをさせ、エンジンをかけます」

そうすると、以下の通り、U1280という故障コードをメーターに表示することができました

複数のDTC(故障コード)が出ている場合はメーターについている棒のようなスイッチを押すことにより、他の故障コードを確認できます。

私の場合、U1280の故障コードのみが出ていました。

故障コード内容の確認方法

Uはネットワーク系の故障であると述べましたが、この状態では具体的に何なのかわかりません。

具体的には何なのかは英語のサイトになりますが、DTC Decodeというサイトによって調べることができます。

U1280は調べてみると、以下のように通信ラインのエラーを示すDTC(故障コード)のようでした。

Communication Bus Line Error (BUS-OFF)

DTC Decode

現在の動作には問題が見られないため、おそらく一時的に発生していたものと推定されます。

まとめ

OBDカプラの特定の端子をショートさせ、エンジンをかけることにより、DTC(故障コード)を表示させることができました。

故障コードの内容は DTC Decode というサイトで確認可能です。

皆さんも自分のクルマ異常が無いか、見てみてはいかがでしょうか?

OBDカプラからCAN情報を見る方法も紹介しています。Arduinoはこちら。

CAN USBを使う方法はこちら。

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